カンボジア・タイムズ

カンボジア×哲学

【カンボジア】賃金と生活事情~カンボジア人が「健康で文化的な生活」を送れる給料を考えてみた~

近年、経済成長著しいカンボジア

それにつれて、賃金もガンガン上がってきてます!

 

僕がはじめてカンボジア 行った2013年の最低賃金は80米ドルでした。

 

それから5年後の今年は180米ドル。

素晴らしいね!

 

また、カンボジア人の現在の平均月給は250ドルくらい。

 それだったら、プノンペンでもなんとか暮らしていけるのだろうか…?

今回は、カンボジア人の懐事情について考えていきます。

 

カンボジア人が「健康で文化的な生活」を送れる給料を考える。

 ここでいう「健康で文化的な生活」というのは、「安全で清潔な場所に住めて、自分や家族が栄養のとれた食事を取ることができ、病気になったら病院にも行け、子どもに必要な教育を与えることができる」状態として考えます。

 

では、僕が住んでいる場所がプノンペンなので、プノンペンを基準に考えてみましょう。

 

プノンペンのごく一般的なアパートの平均家賃は150ドル程度と言われています。

それにカンボジアの凄まじい電気代がのしかかってくる…。(カンボジアの電気のほとんどが諸外国からの輸入なので高額なんです。エアコンを使えば100ドル、使わなくても50ドルくらい)

 

電気代を節約したとして、一か月「住むだけ」で200ドルかかります。

この時点で180ドルでは足りません。

 

次に食費。

切り詰めて、一日5ドル。それを30日で150ドル。

 

家賃+電気代+食費で合計350ドル。

平均月収250ドルでも生活できない!なんてこった!

 

 

じゃあ、現地の人たちはどう暮らしてるのかっていうと、多くが他の家族と部屋をシェアしたりもっと安いところに住んでいます。

安いところだと3,40ドルくらいからあります。プノンペンでも。

ただ、そういったところは治安が悪かったり衛生状態が悪かったりするのです。

 

 

検証を続けます。

生活すると雑費もかさみます。

洗剤買ったり、ノート買ったり、日々何か買うものがあります。

 

雑費も一日5ドルだとすると、日々使うお金は一日10ドル。

30日で300ドル。

家賃と電気代合わせて、一か月500ドル。

 

これで十分でしょうか…?

まだですね。

 

「健康」の項目が残っています。

 

カンボジアの医療費ってとっても高いんです。

日本みたいな皆保険制度なんてないし。

十分な設備が整った病院に行くと、風邪ひいて薬もらうだけで150ドルくらいかかります。

 

だから、多くのカンボジア人は病院に行かず、町の薬局で安い薬を買ってそれで凌ぐわけです。

 

だけど、もし大きな病気にかかってしまったら…?

 

カンボジアで、土地なし農民になってしまう一番の原因は「医療費」です。

手術をするような大きな病気になってしまった場合、1000ドルくらいはかかります。

 

普通のカンボジア人にはとても払えません。

 

お医者さんは、お金払えなければ手術してくれません。

 

だから、本当に危機的な状況のときは、親戚中からお金を借りて、それでもなければあるものすべて売り渡して手術代を確保しているのです。

 

その結果、病気がよくなって退院しても、貧困状態から抜け出すことが難しい状況になってしまうのです。

 

それを避けるためには、キャッシュレスの保険に入るのが一番です。

保険は一か月に100ドル程度かかります。

 

結論

家賃(150$)+電気代(50$)+食費&雑費(300$)+保険代(100$)+交際費その他(50$)

合計=650$

 

 

※町に数多く存在する小売り店はほぼ自営業なので、最初に示した最低賃金は適応されません。そのため最低賃金以下で生活している人も存在します。

 

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